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「経営品質を使い倒してみませんか」

2017年度「分科会」

 「経営品質を使い倒してみませんか」

開催日 平成29年6月23日(金)

時 間  14:00~17:00

場 所  繊協ビル803号

講 師 (株)カワムラモータース 代表取締役社長 河村 雅博氏

 

標記、分科会 「経営品質を使い倒してみませんか」と題して開催しました。県外から2名を含め参加者15名が受講しました。 突然飛び入りで福井県経営品質賞判定委員長の白井信行氏が東京から参加された。

2007年度初めて福井県経営品質賞に申請した時と、2009年の優秀賞、2011年知事賞、2016年度日本経営品質賞を受賞した時の違いを特に2007年の申請書を披露しながら何故、経営品質が必要かについて学びました。

組織プロフィールについて時間を割いていただいた。

アセスメント基準書フレームワークにある「組織プロフィール」は河村氏の言葉で言い換えると、どのようにして課題を解決するため導き出すかの物語である。

実現していくために3つの方法がある。戦略→組織→業務を取り組んでいくと何かしら結果が生まれる。それを振り返り学習することで次の取り組みに結びつく。そのベースが組織プロフィールである。

当時、2007年申請時、玉木氏から組織プロフィールを見ればだいたいのレベルがわかると言われた。

グループワークを通して自社の組織の中で問題になっていること、自社がどのレベルにあるのか、理想的な姿(理念)は何故必要なのかをグループ内で話しあった。

問題を解決しなければならない理想の姿(理念)が果たす役割は何か。

社員全員が「問題だ」と認識した瞬間に解決が始まる。一人でも「問題じゃない」と思っている人がいたら解決相当の時間がかかる。

申請の経験を通してわかった。

このことを定義づけしたときに「理想的な姿」を組織の人にイメージさせるような言葉が出てくるか、具体的な工夫がなされているかである。

ホンダグループからの我が社の評価はC+であった。世間で言えば良い会社であると言われるが、福井県経営品質賞では賞の対象にならない。グループの中でも満足調査度は全国上位で1位を5回とっている。ブロックス社が作っているDO ITで紹介してもらっている。なのにC+は経営品質では目指す姿が不明確で場当たり的であるため、良い会社ではない。そのため、ステップアップし福井県経営品質を目指した。

理念=組織=業務 これらが一本筋が通っていることと気づいた。

言っていることとやっていることが一緒でなけければならない。 2007年では気づかなかった。

課題の捉え方として高さと方向性を分けて考えること。 富士山を例にして説明した。

高さは数字で表せる定量的である。方向性は定性的。 高さ3776mをどのようにして登るかである。

高さと方向性を明確に分けることが大事だ。当時の申請書は混在していた。

卓越した組織は「言っていることとやっていることが一緒である。目指すにふさわしい組織作りをし、具体的な業務をやれば必ずいい結果が出る。

以上のことを2007年奨励賞、2009年優秀賞、20011年知事賞の申請を通して深いお話しをされた。

 

 




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